沼津市内浦の小学生におけるラブライブ!サンシャイン!!の位置づけ

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いけないいけない、初っ端から真面目にお金の話ばかりしてしまった。金の亡者みたいになってしまった。もちろんお金を貯めるのも好きだが浪費も好きだ。例えば私はよく沼津に行く。頻度としては月に3回くらいだが、毎回新幹線を使っている。いやこれは浪費じゃない、生きるために必要な出費だからね。とはいえ1ヶ月に3往復するとなると、新幹線回数券といううずらの涙のような節約をしてはいるもののそれでも毎月21,960円JR東海に貢いでることになる。有り体に言ってこれはやばい。やばいと思いながら相変わらずJR東海の売上を献身的に支えている。

 

その日、よく晴れた3月のある週末も沼津にいたのだが、そこで起きたことを書こうと思う。

 

偉そうなタイトルだけど決して学術的好奇心のもとヒアリング調査をしたとかそういう真面目な研究成果報告ではなく、こんなことがあったよという日記なので過度な期待はしないでください。というか小学生相手にヒアリング調査とかしてたら完全にやばい奴でしょ。どちらかというとされた側です。怪しいものではございません。

 

沼津市内浦で、地元の小学生と話す機会があった。何故そんなことになったのかは訊かないで欲しい。多分さっき飲んだ熱いお茶のせいかな?

 

男児に話しかけられた。

「おじちゃーん」

私はなるべく爽やかに

「お兄さんだよー」

と応じた。つもりだった。実際どうだったかはわからない。

 

ちなみに、こう返答したことを友人に話したら「正気か?現実見ろよ」と言われてしまった。正気ではなかったかもしれない。しかし現実としてまだ20代だぞ!と言いたいところだったが、その少年の3倍くらい長く生きている現実を前に、閉口した。おかしいな、昨日まで小学生だったはずなのに。

 

ラブライブ好きなの?」

さすが地元っ子、慣れているな。好きだよーと返したと思う。自分に嘘はつけないのだ。と次の瞬間

ラブライブ好きとか意味わからん。理解できない」

 

・・・いや待て落ち着け冷静になれ。相手は小学生だ。子どもの発言にムキになってはいけない。大人だからね。おじさんだからね・・・

 

そもそも他人と話すこと自体うまくできないのに子どもが相手となるとなおさら何を話せばいいのかわからない。ので聞き役に徹した。

 

一方で近くには女児もいた。そちらはグループだったが、ラブライブ!サンシャイン!!の話もしていたし、Aqoursのキャラクターを描いたりもしているようだった。ふむ、どうやら女児には割と受け入れられているようだ。

 

なるほどね。

これは少ないサンプルをもとにした(といってもあの地区の子どもの総数が少ないので、思ったより母数に対する率は高いかもしれない)推測なのだが、おそらくあの地域の子どもたちにとってラブライブ!サンシャイン!!は、プリパラとかプリキュアとかと同じカテゴリに属しているのではないかと思った。そしてそうであれば、男児が興味を持たないのも自然なことだ。小学生男児プリキュアとか見てたら絶対からかわれるからね。過去を振り返ってみてもその構図がかなり自然にイメージできる。ロボットとかカブトムシとかを追いかけ回している年頃だもの。今の子たちはどうなのか知らんけど。

 

ん?女児がアイドルアニメを見て、男児がロボットアニメを見るのなら、例えばAqoursが主人公のロボットアニメを作ったらどうなるのだろう?そこに和解があるかもしれぬ。我ながら天才的な思いつきをしてしまった・・・

 

ちなみに、沼津でおばちゃん同士でラブライブ!サンシャイン!!の会話をしているのが聞こえたことがある。来訪者のオタク相手に話してるならまだわかるんだけどおばちゃん同士で話しているのは驚いた。ダイヤちゃんて。割と、ご当地キャラとして認知されているのかもしれない。そうだといいな。「まるちゃん」のイメージが清水と沼津で違う、くらいまでにならんかな。

 

少年よ、そのうちわかるさ…