Seoulを諦めてJapanでChinaのSoulを感じてた話

LOVELIVE! SUNSHINE!! Aqours World LoveLive! ASIA TOUR 2019ソウル公演がとっても良かったらしいですね。私は参加しませんでしたが。

ソウルに行かずにどこに行ってたかというと、神栖です。泣く子も黙る無慈悲な工場集積地帯であり、労働者や工場見学以外でこの地に用事を見出すのは難しいでしょう。

神栖に私用で行ったことのある人間って地球に何人くらいいるんでしょうね?

 

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なんでまた神栖に行ったかというと、とある中国料理店でのお食事会に招かれていたからです。

いや、一食のために神栖て…と思いましたが、かねてより神栖在住の友人による熱い勧誘もあり、90分ほどバスに揺られることになったわけです。昔は苦手だったバスも結構慣れましたね。もちろん内浦のおかげで。

 

そのお店がすごくて、予約必須なのはもちろん、4人以上のパーティを組む必要があり、そして1日1組限定の完全貸し切り営業らしいのです。

神栖の住宅街の中にあるし、アプローチは砂利道だし、店は赤くないし・・・

未知なる体験の連続で、なんかすごいところに来てしまったぞ…というのが第一印象でした。なんか本当の「隠れ家的お店」って感じがしましたね。こういうところをもっと知っていきたい。いやどうやって知るんだろう。見つけちゃったらもう隠れてないんだよな。GALAXY HidE and SeeK.

 

料理の方も期待を裏切らず、素晴らしかったです。まあ、食レポできない系なので語るのは控えますが。キャッチーなところでいくとフカヒレがめっちゃでかかった。後にも先にもこれっきりでしょうね。他にもものすごい数の料理が出てきて、危機的満腹・・・!になりました。

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この一食で5桁円使ってしまったわけですが、ソウルに行っていた場合の費用を考えると実質無料だったと言ってもいいのではないでしょうか。訪問のハードルが高すぎるため再訪があるかは果てしなく微妙ですが、とてもいい体験ができました。

 

韓国で人々が輝きを見つけているその瞬間に、日本で中華を味わう。これもまた、アジアツアーかな、ということでね。

 

は?

昔買ったVISAが値上がりー♪

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パリのノートルダム大聖堂が燃えたというニュースで昨日から落ち込みっぱなしだった。通ってたスーパーが消えてショックとか言ってる場合じゃなかった。フランス人でもキリシタンでもないのになぜこんなに悲しいのだろう。

しかしそんな日でもNY株式市場は好調で、中でも外国証券口座を開設して初めて購入した個別銘柄であるVISAが抜群の安定感で最高値を更新し続けている。

 

米国株に手を出したのは2017年の暮れ、12月のことで、2018年の初めに大きな下落があったためぶっちゃけ始めるタイミングとしてはあまりよくなかったのだが、他の銘柄が続々と含み損状態に転落していく中、唯一プラスで持ちこたえていたのがこのVISAだった。その後の回復も早く、今や買った時の値段から40%以上も値上がりしている。

 

VISAかわええのぅ…わしゃもうVISAしか使わんょ…

 

なんて思ってしまうくらい愛着があり、もはや生涯の伴侶にしたいレベルである。

基本的に個別銘柄への投資というのは結構リスクが高い行為なのであるが、私の数ある(言うほどない)保有銘柄の中でも一番安心感があるのがこのVISAだ。

 

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そもそもVISAがどういう企業なのかというと、クレジットカードを発行している会社・・・ではなくて、この世界にキャッシュレスの決済インフラを提供している会社である。

クレジットカードを持っている人ならほぼ全員VISAカードをお持ちだと思うが、VISAは別にカードを発行しているわけではないし、カード利用者の支払いを立て替えているわけでもない。彼らはただ、現金を使用しないで決済できる仕組みを提供して、そのインフラを使用した分の手数料やライセンス料を頂戴しているだけだ。

VISAとかMasterCardっていうのはあくまでそのカードが使用している国際ブランドであって、カードの発行や支払いの立て替えなんかはクレジットカード会社(クレディセゾンとか楽天カードとか)や銀行が行っている。

つまり、VISAは業界でいったら金融ではなくテクノロジーに部類されるんだろうね。

 

そのため、国際ブランド側としてはカード利用者が使い込みすぎて債務不履行に陥ろうが全く困らないし、利用者がどのカードを発行するか悩み抜いた結果どれを選択しようが、鼻歌交じりにルーレットで決めようが、カードを発行して利用する限り、絶対儲かるのだ。そして、インフラを構築した今新規投資をそれほどしなくてもじゃぶじゃぶお金が入ってくるため、営業利益率は60%超えというとんでもない数字になっている。

 

・・・え、こんなんどう転んでも絶対勝ちじゃん。

こう思わずにはいられなかった。人間が経済活動を続ける限り絶対に何かを購入するし、誰かがどこかで何かを買うその度にこの企業は儲かるのだから。

 

VISAはそんな国際ブランドの中でもトップに君臨している。トップシェアである以上店舗側としてもVISAの決済網を使えるようにしておかないと顧客を逃してしまう可能性があるわけで、最優先で対応するだろう。

もっとも、加盟店の数でいったらMasterCardの方が多いらしいけどね。とにかく、クレカ利用可の店ならこの2大ブランドはまず間違いなく利用できると言っていいだろう。

 

最近はキャッシュレス化が急速に進んでいる。いや日本においてはそんな急速ではないかもしれないが、これからどんどんキャッシュレス決済が主流になっていくことはもはや疑いの余地はない。そしてこの流れはVISAにとっては追い風だろう、と思っている。クレジットカードやデビットカードなんかはもちろんのこと、Apple Payを始めとしたスマホ決済だろうが、最近話題のPayPay等のQR決済だろうが、アプリ内でクレジットカードと紐付けをして、結局はVISA等の国際ブランドの決済インフラを使用して決済するのだ。

VISAが稼げなくなるとしたら、同業他社との競争に負けるか、全く新しい決済手段が主流になるかくらいしか思いつかない。そして、今や絶対的なブランドを築き上げたVISAが陥落することは考えづらい。この分野は新規参入が難しい、先行者有利の市場だろうからね。

 

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VISAはこれからも伸びていくと思うからずっと持っていたいな、というお話でした。

前述の通りこの会社はあまりコストを掛けずに稼ぐことができるためアンビリーバボーな利益率を誇っているが、その稼いだお金は現状主に自社株買いに使用されている。自社株買いを行うと市場に出回る株式の数が減り、1株あたりの価値が上がるため、株価が上昇するという仕組みだ。

代わりに今は配当が雀の涙ほどだけど、それも株価の上昇スピードに追いつけていないだけで増配自体は続いており、いずれ上がってくるだろう。これから先がますます楽しみだ。

 

ちなみに私は学生時代、初めて持つクレジットカードとしてJCBカードを申し込んだら断られたことがある。なんで?

そんなJCBは上場していないため、株式市場で買うことはできない。

千葉ノスタルジック

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 LOVELIVE! SUNSHINE!! Aqours World LoveLive! ASIA TOUR 2019 東京(千葉)公演に合わせて千葉に行くことになったのだが、千葉といえば私が大学時代を過ごした思い出の地ということで、表敬訪問することにした。

 

自分が卒業した大学を訪れたことがあるだろうか?

同窓会があるとか、サークルに所属していたとか、後輩に知り合いがいるとか、そういう人なら訪れる機会があるかもしれないが、生憎私は在学中から交友関係を少数精鋭に絞り込んでいた。絞りすぎて回折現象を引き起こすほどの徹底ぶりであり、マーガレット・サッチャーもかくやと思われる鉄の意志で孤高*1を貫いた。その結果招かれて大学を訪問する機会はついぞなく、こうして一人招かれざる客として訪問するに至ったのである。

改めて問おう。自分が卒業した大学を一人で用事もなく訪れたことがあるだろうか?

 

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その日は4月中旬、つまり新歓の季節であり、各サークルが血眼になって新入生を狩り取ろうと躍起になる時期である。

「全学が新歓した」

なんてキャッチコピーをつけたくなるくらいにそれはもう、活気に満ちていた。

なんというか、“陽”の空気に溢れているんだよね、キャンパス全体が。あとみんな若い。

自分がここを去って3年しか経っていないのだが、それは疎外感を覚えるのに充分な時間だった。ここにいるのが場違いに感じるというか、キャンパス全体がよそよそしい。しかし、別にキャンパスが変わっていたわけではない。在学中にリニューアルしておしゃれに変身した図書館も、ライセンと呼ばれていた売店も、団地と形容されていた工学部棟も、当時のままだった。

変わってしまったのは自分の方か…なんて力なく笑い合う仲間も、そこにはいなかった。

 

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一方で大学周辺の街の方には大きな変化があって、私が当時ひたむきに通いつめた近所のスーパーが消滅していた。これは衝撃だった。今の学生はどこで日々の買い物をしているのだろう。駅前にも大きなスーパーがあるのでそっちに行っているのだろうが、彼我の距離は徒歩7分ほどあり、これは結構な差ではないかと思うのだ。

何にせよ、思い出の場所が消えているというのは結構心に来るものがあった。スーパーでこれなのだから、通っていた学校がなくなってしまったときの衝撃たるや、想像を絶する。

ただ、よくお世話になった定食屋は今も元気に営業し、大学生の腹を満たし続けているようでほっとした。勝手に落ち込んで、勝手に救われた。

 

よく出かけに行ったお隣の千葉駅も大きく変わっていて、駅ビルが完成していたり、と思ったら今度は駅前空間を再開発していたりと、目まぐるしい。千葉を去ってからというものパルコ閉店だの三越閉店だの暗いニュースばかり目にしていたため、「千葉ももうだめか…」なんて思っていたのだが、なんだかまだまだいける気がしてくる。

 

こうして思い出の風景と時間軸間違い探しをしながら、同時に劇場版の千歌ちゃんの台詞を思い出していた。

そうだ、なくならないんだ。

学校も立看板も街も駅もフクロウ交番も・・・えーっと、うろ覚えだ。早くBDがほしい。

とにかく全部、ここに残っている。

再確認し、晴れやかな気持ちで海浜幕張に向かった。

 

あ、千葉駅から海浜幕張は遠かったです。

*1:ぼっち

新紙幣とキャッシュレスと栄一と敬三と

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「諭吉、お前、消えるのか…?」


寝ぼけ眼でスマートフォンを眺めると、政府が紙幣を一新するというニュースが目に飛び込んできた。

それは新元号から立て続けの発表であり、おやおや祭りの始まりかいと思ったが刷新するのは2024年らしい。

新しい一万円札の顔は渋沢栄一とのことで、私は真っ先に彼を思い浮かべた。

その名は渋沢敬三。いや渋沢栄一と聞いて真っ先に本人ではなく孫を思い浮かべるのも意味不明なのだが、実際沼津内浦に真剣な諸氏としては孫の敬三の方が馴染み深いのではなかろうか。

渋沢敬三は療養のため訪れた当時の内浦村で黒澤家…じゃなくて大川家と関わりがあったことで、界隈ではあまりにも有名だ。その際に蒐集した史料を元に「豆州内浦漁民史料」を著している。

それゆえ私は彼については民俗学者としての印象が強かったが、様々な会社の取締役になったり日銀総裁になったりなんだりと、祖父栄一のリリーフピッチャーとして五臓六腑の活躍をしたようだ。

ともかく渋沢栄一日本銀行券の最高額紙幣の顔になるというのは、彼が資本主義の父と称されていることからも納得で、彼が株式会社制度を取り入れたおかげで何もしなくても配当金という所得を得られていると思うと、感謝の念も浮かぶというものだ。

しかしこのキャッシュレス化の波が押し寄せてきているこのご時世に現金紙幣を新しくすることに若干の違和感を覚えたのも事実だ。今回紙幣の刷新を発表したその政府がキャッシュレス決済を推進すると宣言していたわけで、今回のニュースがミスマッチに感じてしまったのだ。

とはいえ日本はまだまだ現金決済が根強いし、それ以前にキャッシュレス化が進んだところで現金が完全になくなることはないのだろう。それでも高額紙幣を廃止する流れは世界で見られるし、今回のラインナップから一万円札がなくなり、諭吉どころか一万円札が消える未来もあったのではないかと思う。

でもやっぱり今一万円札だけでも廃止したら混乱必至だろうし、なくなるにしてもまだまだ先のことなんだろうな。それまでは渋沢栄一の1万円札に親しみを持っていこう。

 

…生まれてこの方ずっと一万円=福沢諭吉だったため、慣れるのにしばらく時間がかかりそうだ。そもそも最近現金としての一万円札を使う機会見る機会が減っているので尚更だ。アタッシュケースにぎっしり詰まった札束を見せて

「これならどうだ」

なんて言う機会ももうないんだろう。やったことないけど。

ただ100万円の束を持って外を歩いたことはある。帯付きのやつ。あれは100万円の重み(物理)を感じられるのでおすすめだ。いや著しく防御力を下げる行為なので絶対におすすめしない。

そんな思い出深い(?)諭吉と違って栄一の群れと戯れることはないのだろうが、新デザインは単純にワクワクする。

株式会社の父が株式配当として運ばれてくる日を楽しみにしよう。

LOVELIVE! SUNSHINE!! Aqours World LoveLive! ASIA TOUR 2019 in 台北(のLV)感想

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LOVELIVE! SUNSHINE!! Aqours World LoveLive! ASIA TOUR 2019 in 台北のライブビューイングに参加してきました。うっかり台北豊洲を間違えて来てしまったのですが、豊洲でも鑑賞できるということで、安心しました。

感情がまだ暖かく、そう遠くまで行っていない今のうちに走り書きしておきます。
 
今回のアジアツアーは1st seasonの物語をなぞる構成になっていて、アニメ1期のダイジェスト版を流しながら挿入歌を披露する形で進んでいきました。
これが危険で、おちゃらけMCというクッションもなしに突き進んでいくので、休みなく映像と曲という鈍器で交互に殴られ続けたのでした。無事であるはずがない。
 
さて忘れないうちに一曲ずつ一言感想を。
 
セットリスト
青空Jumping Heart

まずはOP曲。もはやAqoursの看板ですね。披露される機会も多いですが、1回1回を大切に、今日もこの曲を聴けることに感謝。

 
決めたよHand in Hand

逢田さんが最近どこかで「今ならもっと踊れると思う」的なことを仰っていた気がしますが、なるほど堂々と踊りきっていました。Aqoursは常に進化している。もはや追いつくことはできないので地球1周離されれば擬似的に接近できるのでは?と思ったけどもう地表飛び出してOver the Rainbowされちゃってましたね。お手上げです。Hand in Handだけに(だけにとは)

 
ダイスキだったらダイジョウブ!

曲の終わりの呼吸までフルシンクロしていて震えた。姿、精神、呼吸全てが同化し最強に見える。

そういえばアニメで美渡姉が「時間間違えたでしょ!」と言っていますが、実際には間違えていたわけではなくて、「本当のライブはここからだ!」的な宣言だったんじゃないかと見返してて思いました。なので必然千歌の「やっぱり私バカチカだ…」も時間を間違えたことではなく、たくさん応援してくれる人がいながらそれに気づかず挫けそうになっていたことに対してなんだろうなと。世界の常識だったらすみません。やっぱり私バカキチだ…

 夢で夜空を照らしたい

この間DJだのフリステルだのになってた人が、ルビィちゃんになっていた。

降幡さんに限らずソロ活動も増えてきた昨今だけどこのメンバーでいる時はしっかりAqoursなんだなと思えました。

未熟DREAMER

曲、振り付け、演出、全てが強すぎる。棒振ってる場合じゃねぇ、お地蔵さんになってました。

沼津夏まつりの花火大会で実際にこの曲が聴けるので、皆さん是非行きましょう。

 
Landing action Yeah!!

久々に聴けたこの曲。もうないかと思ってたので嬉しいです。ただ、直前の未熟DREAMERから間髪入れずにきたため、感情の切り替えが追いつきませんでした。

キャストの皆さんは一瞬で切り替わっててすごい。

 
届かない星だとしても

ファンミーティングツアーでたくさん聴いた曲だけど、フルメンバーだとまた違った印象になりますね。いやフルメンバーじゃなかった。幕張では9人揃った姿を見たいものです。が、体調最優先で、お大事にどうぞ。

そして小林さんと伊波さんのリトルデーモンポーズ(コナンのパラパラではないからね。要注意)が可愛すぎた。あ、いや、何してても可愛かった。ごめんなさい。

想いよひとつになれ

5thライブで完成したバージョン。説明不要の強力さ。8人での披露となりましたが、小宮さんも想いはひとつだったことでしょう。

ハミングフレンド

友情ヨーソローの直後にこれは卑怯すぎる。そして振り付けが楽しそうすぎる。

MIRAI TICKET

久々に披露されたフルバージョン!1億点!

感情の入りっぷりが尋常ではなかった。

君のこころは輝いてるかい?

アニメ1期のラストシーンからつながる形で入ってきたのが美しい、定番であり始まりの曲。

この「君のこころは輝いてるかい?」って設問、国勢調査に追加してほしいですね。何%くらいの国民がこころが輝いているんでしょうか。総務省さんよろしくお願い致します。

ユメ語るよりユメ歌おう

エンディング。これにてアニメ1st seasonの世界が締まります。

諏訪さんと鈴木さんが片手に赤いポンポン持ってたのやばすぎないか………

恋になりたいAQUARIUM

ここからはアンコールで、アニメ1st seasonの世界から飛び出します。一曲目はおなじみ大人気のこの曲。私ももちろんダイスキです。2コーラス終わった後の間奏が一番好きです。 

Step! ZERO to ONE
1stライブの締めはこの曲でしたね。イントロの振りが好きで印象に残ってたけど改めて観たら全刹那好きでしたわw
No.10
MCを挟んでの最後の2曲は、1stライブの時空からも飛び出しました。聴くたびにNo.10として相応しく生きねばならぬと、気持ちを新たにさせてくれる曲です。戒めの曲です。
Thank you, FRIENDS!!
イントロが流れると同時に空間が移動し、会場が東京ドームになりました。
外からの音声映像だけでなく内なる記憶からも殴られてボロボロでした。
 
その他雑記
  • ヨハネって「夜羽」って書くんだね
  • MCでは通訳の方が入ってきましたが、その影響で観客の反応に第一波第二波があって面白かったです。Aqoursのみなさんも言葉を勉強されていたようで、すごーいなんつってるかわからんけどかわいーって思ってました。

  • 「シェイシェイシェイシェイ」とか「シェシェーィ…」とか「シェィシェーイ!」とか、感謝の伝え方が個性的で可愛かった。

  • 「久々に披露する曲も多かったねーいつぶりだろ?」という綺麗な振りに対する鈴木さんの「ニネンブゥリデスネ」が最高に決まってた。しかも元気版とクール版の2パターンやってくれる大サービス。ありがたき幸せ…

  • 台湾の観客は曲の終わり最後の1音が消えるまで発声を待ってくれていたのが好印象でした。

  • 今回は小宮さんが欠けていましたが、他の誰かがダイヤさんパートを歌うとかポジションを変えるとか、そういう方法で彼女の存在を埋めようとしない姿勢に好感が持てます。小宮有紗は、黒澤ダイヤはここにいるぞ、代わりなんてどこにもいないんだぞという意志が伝わってきます。いくらでも替えがきく我々サラリーマンと違って、彼女たちは一切替えがきかない存在ですからそこが本当に眩しい。直視すると目が潰れそうになるくらいに。

 

実は今回、時間的に参加可能なことと都内の劇場で当日券が取れることがわかってからも直前の15時30分くらいまで行くか迷っていたのですが、今にして思うと迷ってた意味がわかりませんね。最近イベントが多くて麻痺していたけど、機会は有限なのだから、可能な限り逃すべきではないと改めて思った次第でございます。

 
本日は本当に、ありがとうございました!

4月1日

 

今日は何の日?ふっふー

 

元号発表の日

 5月1日からの新しい元号が発表されましたね。令和ですってよ。今打ち込んだけどまだしっくりこない。令月の令に和ぐの和。めでたい字の組み合わせですね(それはそう)

直近の昭和と和の字が被ってるのが多少気になりますが、和は貴いので積極的に使っていっていいんじゃないでしょうか。どこから目線だよ。

 

しかし、間違いなく歴史的瞬間に立ち会ったはずなのに、何事もなかったかのように電話は鳴るしメールは来るしいつもの食堂でいつものようにご飯を食べていたし、歴史的な日を過ごしているという実感が全くありませんでした。いや別に新元号にかこつけてお祭り騒ぎをしたかったわけではないんですけど。某巨大交差点で「令和!令和!」とか叫びながらトラックを横転させたかったわけではないんですけど。なんだか思ったよりあっけなかった。令和=元号って実感湧いてないし。まあ実際変わるのは来月ですから、まだ実感が無いのも当然ですね。

 

令和18年問題が注目されてましたけど、令和18年って2036年で、2036年問題が懸念される年として既に注目されてる年だったんですね。日本は新しい2036年問題を抱えてしまったようだ…

 

ネタを披露する日

4月1日はエイプリルフールです。各社がこぞってネタを披露する日です。ラブライブ!サンシャイン!!のしかチェックしてませんが、公式サイトでは浦の星女学院入学模擬試験を実施していました。クスッとくる問題も散りばめられてて、結構楽しめました。しかし、10問目が解けない。S判定を取っている人もわずかながら存在しているのですが、これは2019年度模試を何度も受け続けたタイムリーパーに違いない・・・

  

「この少年の将来の夢は何でしょう?」という問題で、「YouTuber」と答えたのに不正解になりました。今の少年がYouTuberになりたくないわけがないので、出題が不適切だと思います。

 

模試の受験者数を見るに、絶対入学希望者100人以上いるよね・・・?

 

瞬間をリングへと閉じ込めた日

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3年前。2016年4月1日は“ラブライブ!μ's Final LoveLive!~μ'sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪~”が開催された日で、声優ユニットとしてのμ'sがライブの舞台に立った最後の日です。

 

正直、あの日の記憶は断片的にしか残っていません。公演直前でなんとか当てた見切れ席だったと思います。ただ、あの日あの空間にいた。それだけが確かで、それだけが肝要です。

PVのないMOMENT RINGがどんな振り付けなんだろうとワクワクしていたものの、いざ曲が始まったらそれどころじゃなくなって、まともに観られなかったことを覚えています。

 

絶頂期のまま最後を迎えるというキャンディーズめいたその英断を尊敬し、最高の締め方だと感嘆していたけれど、やっぱりまだあの18人を見ていたかったという思いも同じくらい強かったのでした。何たるわがまま。でもやっぱり、明確に終わりを告げてくれて、新しい明日へと目を向けさせてくれたμ'sの決断は本当に有り難く、尊いものだと思っています。

 

閉じ込められた瞬間は今も皆の心に、あの場所に、残っていることでしょう。2018年11月17日もμ'sはそこで見守っていたし、なんなら巨人戦もスクールアイドル界の巨人が見ていることでしょう。

 

あれから3年。自分はあの輝きを目の当たりにして、大きすぎるものをもらった者として相応しい生き方ができているでしょうか。自信がない。生きているだけで御の字かな。あの頃は精神が不健康だった時期で、下手したら今本当に生きていられなかったかもしれない。μ'sのおかげで今生きているなんてロマンチックなことは言えないけど、人生を9色で彩ってくれたことは紛れもない事実です。

 

そしてμ'sの飛ばした羽を受け取る人がいて、新たな「物語」につながっていく。この輝きの連鎖が「みんなで叶える物語」なんですね。とんでもないプロジェクトですよ。

 

なんてことをさっき東京ドームでMOMENT RINGを聴きながら泣きながら考えてました。気味が悪い。

 

さて、僕たちは懐かしさにひたるよりいまの楽しさで笑えるように精一杯生きていきましょう。

自律分散型投資戦略

「株で絶対儲かる方法教えます!!!」

ああ、胡散臭い。間違いなく詐欺だ。この世に絶対なんてないのに。いわんや投資をや。

でもこれ見てくださいよ。

 

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multpl.comより引用)

 

これはS&P500と呼ばれているアメリカを代表する500社の株価をもとに算出した株価指数で、アメリカ経済のベンチマークみたいなものです。日本で言うところのTOPIX的なポジション、ですかね

・・・ずっと上がってるじゃん。絶対勝てるじゃん!

 

しかし150年チャートはいくらなんでも長すぎて直近の動きが霞んでしまうので、もう少し最近のチャートを。

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(S&P500でググると出てくるやーつより引用。2019年3月26日時点の数値)

 

こうして見ると、「ずっと上がってる」はだいぶ盛った表現で、2000~の数年とか、リーマンショックのときなんかは結構がっつり下がっています。でも注目してほしいのは、そういった大きな下落があっても、結局盛り返して直近が最高値になっていることです。特にリーマンショック後10年間の伸びが目覚ましい。そもそもこのS&P500という指数, 1941−1943年の値が10(基準値)となるように算出されていることからも、これまでいかに株価が伸びてきたかがわかると思います。この80年近くで280倍くらいになってる。

今が最高!

 

つまり、短期的には山あり谷あり波はあるものの、株価というのは経済が成長する限り長期的には上昇していくものなのです。昔から長期間株を持ち続けていた人はみんな勝利者になっていて、いわばプラスサムゲームの状態です。この性質はFXとかデイトレードとか諸々の賭け事とは異なっており、以前の話と繋がりますが、「株はギャンブル」と言われると違和感を覚える理由はこの辺にあります。

 

とはいえこれはあくまで市場全体の話で、個々の銘柄はこの限りではありません。もっと伸びている企業もあれば、経営破綻して株の価値がなくなってしまった企業もあります。小さな会社だけでなく巨大企業でもそうなりうることはエンロンリーマン・ブラザーズなどを見ればわかるでしょう。また、破綻まではいかなくとも業績が悪化して現在満身創痍のゼネラル・エレクトリック(GE)の例もあります。GEは一時期時価総額世界一になったこともある企業で、不調になる直前までは安定・高配当株として日本人投資家からもかなり人気がありました。

つまり、どうしても個々の企業に投資するというのはリスクの高い行為になってしまいます。

しかしそんな企業がありながらも市場全体としてはここまで上昇してきました。

なので理想をいえば個々のリスクを極力分散させて、どこかが落ちても他のどこかが引っ張って全体の資産を守ってくれるように、それこそあらゆる企業の株を買い集めるのがいいということになります。

・・・そんなこと個人の資金でできるわけないじゃん。

 

 

と、ここで朗報だ!そんな素敵な夢を叶える商品がある!その名もインデックス投信!

 

インデックス投信というのは先程紹介したS&P500やダウ平均といった株価指数、もしくは株式市場全体の動きと連動するように設計された投資商品のことです。めっちゃ大雑把に言うといろんな企業の株が詰まった箱が販売されていて、中身は誰かが(運営会社が)管理してくれるイメージです。

インデックス投信を購入するだけで何百とか何千といった銘柄に簡単に分散投資することができるので、先ほどのような戦略がとっても簡単に取れるんです。

 

これぞ自律分散型投資戦略!

(タイトル回収。ちなみに「自律分散型」って単語がかっこいいなと思って使ってみただけなので、多分こんな言葉はない)

 

ちなみにインデックス投信の中には、株式市場に上場されていて株と同様に売買ができるETFという種族もいます。これは“Exchange Traded Funds”の略で、まあ何の略かはどうでもいいんですが(なぜ言った)私はこっちを買っています。どちらにしても理論上値動きは同じになるはずなので、どっちでもいいと思います。購入時の手数料とか信託報酬(運営費)とかに違いはあるので、もし興味があれば購入する前に比較検討してみてください。一長一短です。

 

ちなみに私が買っているETFはこの2つ。

 

  • VTI

アメリカの上場企業ほぼ全てを対象とするETFで、簡単に言うとこれだけでアメリカの株式市場をまるごと買えるようなものです。運営会社はVanguard社で、同社は初めてインデックス投信を世に売り出した、長い歴史と絶大な信頼のある企業です。ちなみにこのVTIを始めとしたVanguard社のインデックス投信は、最近楽天とコラボして気軽に購入できるようになったらしいです。なんでも楽天ポイントで購入することもできるとか。ポイントなら身銭を切るより痛みは少ないので、まずはそこから始めてみるのもありだと思います。

 

  • DIA

こちらはおなじみNYダウ平均と連動するETF。ダウって指標としては有名だけど銘柄数が30しかないので、分散投資という意味ではS&P500(500銘柄)やVTI(3,500銘柄くらい)より劣っていて、事実人気はそれらに譲っています。じゃあなんで買ったかって?わかってるでしょ?DIAだからですわ!

・・・まあそれでも地球のボスたるアメリカのトップ企業のセットですから、こちらも優れた商品だとは思います。

 

他には“SPY”を始めとする、S&P500に連動したETFが人気です。これはあの世界一有名な投資家であろうウォーレン・バフェットおじいちゃんもお勧めしている商品です。お墨付きです。まあ値動きとしてはVTIとの差は誤差レベルなので好みでどっちでもいいと思います。

 

これらのETFは定期的に分配金という、配当金みたいなものがもらえまして、これを元手にどんどん買い足していくと、さらに分配金も増えて、もっと買い足せて…と、雪だるま式に資産が増えていく、という寸法です。これを複利効果といって、金融庁のサイトにも解説があるので見てみてください。夢が膨らみます。

 

さて、長期投資を前提で考えるならば非常に魅力的なインデックス投信(&ETF)ですが、もちろん注意点というか、心に留めておくべきことはあります。

 

  • 一攫千金は狙えない

まあ、これまでの話からして自明ではありますが、これは10年とかそういう単位で時間という武器を使ってじわじわと増やしていく方法なので、これを買えば一攫千金!億り人!とはいきません。特に最初の方、雪だるまが膨らむまでは効果が実感しづらいです。じわじわといってもVTIやS&P500なんかは過去の結果を見るとかなり高いパフォーマンスを発揮しているので、充分だと思いますが。そして、時間で殴る戦法なので、始めるなら早いに越したことはありません。

年金みたいなイメージで運用していくのがいいかもしれませんね。公的年金、あてにならんし。

 

  • 繰上償還の可能性

運用資金が足りなくなった投資信託は解散してしまい、その時点の価格で強制的に決算されてしまいます(繰上償還っていうらしい)。つまり買ってくれる人がいなくなった場合は店じまいしちゃうんですね。まあ上に挙げているのは世界的に人気のあるものばかりなのでまず恐れることはないでしょうが、一応そういうこともありえますよということで。

 

  • 未来のことはわからない

さっきの2つよりこっちのほうがよっぽど重要で、上の方にもさらっと書きましたが、「長期的に株価は上昇していく」というのは、「経済成長が続く限り」という前提の上成り立っています。つまりここが崩れたらおしまいです。過去、今までは上昇(成長)を続けてきましたが、これから先何十年も同様に上昇していく保証はどこにもありません。

 

これを踏まえると、インデックス投信を購入するならアメリカを対象にするのがいいと思います。そもそもなんで今回いきなりアメリカの話をしたかというと、日本だと今回の話、いまいち説得力に欠けるからです。過去にバブル経済という異常期があり、日本経済は未だその頃の水準に回復していません。日本はこれから人口減少という未知なる体験をすることになるし、そうなると内需自体がクリティカルに減っていくわけですから、どうしても暗い未来を予想してしまいます。

その点アメリカは誰もが認める地球のボス、資本主義の親分です。これからもアメリカは人口が伸びていくし、イノベーションを起こし、経済成長を続けていくでしょう。言ってしまえばアメリカがこれから先も世界の牽引役で居続ける保証だってないわけですが、やっぱり一番太い綱はアメリカだと思います。なので長期投資の対象としてはアメリカが最も優れている、と信じています。いまアメリカって何回言った?

あるいは、これから先のパフォーマンスでいったら新興国の方がアツいかもしれませんね。これからどんどん発展していき、それに伴って株価も順調に成長していく、んじゃないかな、多分。しらんけど。

 

ともかく、このインデックス投信というのが有力な選択肢であることは間違いないので、資産運用を始めたいという人は検討する価値が大いにあると思います。

 

結局、絶対儲かるなんて嘘だね。やっぱ詐欺じゃん。みんなも気をつけよう。