Next SPARKLING!! 意味 🔍
Aqours 5th LoveLive! 〜Next SPARKLING!!〜が終わってしまった。対戦ありがとうございました。
例によってあんまり記憶がない。2日目の沼点が面白かったのはよく覚えている。あとは「僕らの走ってきた道は…」のラストで、デン!と5thライブのタイトルロゴが現れる演出に感動したのも覚えている。そこで泣かせといて直後にスリリング・ワンウェイで叫ばせないでくれ…と思ったのも覚えている。意外と覚えてるな。
この写真はもちろん、今回の沼点で一躍有名になった新潟のご当地B級グルメ「イタリアン」だ。今年のGWに新潟に行った際にいただいたものだが、この新潟旅行は5thライブ幕間の伏線になっていたというわけだ。
というわけではない。そんなというわけがあるか。
閑話休題。
Aqoursは今までダブル馬跳びやピアノ、アクロバチック!と、毎度毎度数々の技巧で我々を驚かせてくれた。
そんな常に挑戦し続けるグループでお馴染みのAqoursは今回の5thライブで何に挑戦したのだろう。
今回のライブは、前述したようなわかりやすい目玉パフォーマンスはなかった、と思う。今までと大きく異なっていて、驚いたことといえば、その構成だろうか。
中でも特殊だったのはアンコール後の構成で、それぞれのユニットが卒業を歌い上げた後、Next SPARKLING‼で曲の終わりとともにフェードアウトしていった。それで終演。その間誰も何も語らなかった。夢を語るより夢を歌った。それは劇場版の物語を、そしてこの曲を背負ったライブとして最高の締め方だった。9人は沼津の波の中に還っていく。それぞれの道に向かって歩み始める3年生だって、戻ってくる場所はここだろう。海に還るもの、だ。
そう、確かに3年生は卒業した。しかし手を繋いで、同じ海岸に還っていった。
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ラブライブ!というコンテンツはアニメーションと現実のキャストが同じ動きをするシンクロパフォーマンスで人気を博している(ソースはシブヤノオト)。特にサンシャイン‼のライブではアニメの物語になぞらえて構成されることが多く、物語とのシンクロというのも大きな要素としてあった。
ただ、今回のライブは物語とシンクロさせるわけにはいかなかった。3年生が卒業しちゃうから。これで現実のAqoursも「3年生を見送って6人でやっていきます」なんて言い出す可能性も0ではなかったが、人体が壁をすり抜ける確率よりは高い、くらいにはあったかもしれないが、もしそうなったら我々はそれこそNext SPARKLING‼のごとく弾け飛んだ目玉を探す旅に出なければならなかっただろう。実際にそうはならなかった。目玉はちゃんとついている。だから今こうして書いているのだ。3年生は卒業しなかった。いやメタな話をすると3年生は実際は高校3年生じゃないから卒業というものがない。だからこの先も9人がAqoursとして活動していくためには、アニメの物語と決別する必要があったんだね。メンバーとではなく、物語と寄り添うことからお別れした。以前「想いよひとつになれ」で物語の世界から飛び出すその片鱗は見せていたが、ついに完全に殻を破った。
…なんかこれ控えめに見積もっても既に65535回は言われてそうだな。投稿するのやめようかな。
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劇場版、東京ドーム公演、紅白出場と、ここまでは先達のμ'sが切り開いてきた道だった。“僕らの走ってきた道”は、μ'sが切り開いた道、と言うこともできるかもしれない。できないかもしれない。もちろん、きちんと整備された快走路ではなかった。が、足跡の残った“道”と呼べるものではあっただろう。
しかし5thライブを終えた今のAqoursには、この先に道はない。ここからは、自分らの走っていく道を作っていかねばならない。
今回の5thライブは、アニメーションのストーリーをなぞるこれまでのスタンスとの決別、そして誰も歩んだことのないこの先へ進んでいくという意志表示、これ自体が大きな挑戦だったのではないかと思う。
大丈夫、暗闇の荒野でも輝いている。
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そしてこの5thライブの直後、高槻さん、斉藤さんと次々にAqoursから独立した活動の開始を宣言した。これこそがNext SPARKLING, 新しい輝きへと手を伸ばすということなのだろう。それぞれのステージで輝きを増した9人がまた一堂に会する日を楽しみにしている。
Aqoursは今も進んでいる。私も進まなければ。10人目だよと言われてしまった。みんなも輝くんだよと言われてしまった。すでに我々はAqoursという荒波に巻き込まれている。
しかし慣れないことをやったせいで頭が痛くなってきた。寝よう。もったいないから投稿しとこう。あんまりよく見返してないからしっちゃかめっちゃかかもしれない。もう知らない。電子の海にヨーソロー⛵
ドームに虹が架かった日
前日の雨はこの時のためだったのかもしれない。
2019年6月8日、ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 5th LoveLive! ~Next SPARKLING!!~の1日目、アンコールの期待が渦巻く西武ドームに虹が架かった。
そういう企画が事前にあったのかもしれない、というかあったんだろう。
私は知らなかった。この手のファン企画が多すぎて把握するのを諦めてしまったのだ。「どうせ成功しないんだ・・・」と擦れた感情が、そういった企画を確認することから遠ざけていた。
そもそもライブに来る数万人に内容を周知し、実際行動に移してもらうことなど、生半ではない。だからできなくても仕方ない、と思っていた。
しかしこの日、西武ドーム全体に虹が架かった。なぜこれが可能だったのか、ライブの時間と同じくらい、つまり30秒くらい考えてみた。
- ライブのテーマと虹の相性が良かった
言わずもがな、今回のライブの看板となる映画のタイトルが“Over the Rainbow”だし、そもそもAqoursと虹は関係が深いため、再現するにはもってこいなモチーフであったことは、この行為が抵抗なく受け入れられた要因と言っていいだろう。あとドームの形状が円形で虹と近い。(これはあんまり関係ないと思うけど…)
- アンコール時という時間の猶予があるタイミングだった
この虹もすぐに架かったわけではない。虹が架かるまでに時間が掛かった。ステージ正面のスタンド席にいた我々(私と連番者)はアンコール当初2人で巨大な「A」を作って遊んでいたし、(ラブライブは遊びではない。念のため。)周りの「ん、あの辺虹になってない?」という話し声が聞こえるまでは、その光が意識的に作られたものであることに気づかなかった。そこから見よう見まねで「A」フォーメーションを解き、色を変え、とやった頃にはだいぶ時間が経っていた。アリーナがスタンドの様子に気づき、みかん色に染まるまでには更に時間を要した。
もしこの虹が例えば「この曲のこの瞬間に!」というものだったら、やっぱり成功はしていなかっただろう。つまり、事前に内容を知らなかった人にも自然と伝わり、実行できるものであったことが大きいと考えた。
🌈 🌈 🌈
完成した瞬間に思ったことは「やればできるんじゃん」だった。この虹を架ける行為は海外公演では以前成功していたと聞くし、今回は日本におけるその再現に過ぎないのかもしれない。だからそんなにはしゃぐのはおかしいのかもしれない。
知るか。私は初めてこの目で見たんだ。感動くらいさせろ。減るもんじゃないし。
ともかく、キャストが少しでも驚きを持ってあの光景を見てくれたのなら、それで良かった、と思う。良かった。そう思ってもらえるのなら、後追いだろうがなんだろうが関係ない、やっていいんだ。
そして、いつもAqoursには一方的にやられっぱなしだったので、ささやかながら反撃ができたことが少し嬉しい、とも思った。
アンコール後はユニットごとに3曲披露した後Next SPARKLING!!とともにフェードアウトしてしまったため、アンコール後のMCがなく、この光景についてその場でキャストからコメントが得られることはなかった。でもそれでいいと感じた。あの捌け方はとても美しかったし、そもそも何かを言ってもらいたくて、見返りを期待してやったわけではない。観客席の光景を見た時の一瞬の表情、それだけで充分だった。
なんて、企画者でもないのにこんなことを言うのは烏滸がましいかな。
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アンコールから終演まで、私はペンライトをエメラルドグリーンで通した。アンコール一曲目はAZALEAだったので良かったのだが、残る2ユニットの曲中にエメラルドグリーンを掲げるというのは若干の背徳感、とまでは言わないにしても違和感はあった。同様のことを感じている人は大勢いただろう。ユニットカラーや推しの色に変えたいであろうに、それでもあの虹を壊さず保ち続けようとする皆さんの意志が頼もしく感じられた。
その虹も消えてしまった。これでいい。虹は儚く消えてしまうものなのだから。
消えてゆく虹に約束しよう、忘れないよいつまでも
そしてAqoursは、その虹を越えていく。
☔ ☔️ 🌈
No Rain, No Rainbow!
株主総会の追憶
今年もバンダイナムコホールディングスから株主総会のチケットがご用意されました。なんとかプラスと違って必ずご用意していただけるのが嬉しいですね。
企業の株式を購入して株主になると、株価の値上がりや配当金によって利益を狙えるわけですが、もう一つ大切な要素として、経営に参加できるということが挙げられます。
というかこっちが本来の趣旨だと思います。はい。
そもそも会社法的には「社員」は株主のことを指しており、会社で働いている人はあくまで従業員です。したがって会社の利益はまず社員、つまり株主に還元されるのであり、従業員は二の次…哀しいけど、株式会社ってそういう仕組なのです。
まあスマホをポチポチやって株を購入して以降ほったらかしてるだけで社員というのも不思議な話ではありますが、社員であるということは会社の経営に関わることができるということで、その最たる場が年1回行われる株主総会です。
私は株主総会に今まで2回だけ参加したことがあります。総会は平日に行われるので、社畜身分としては有給休暇の取得が必要となり、そう軽率には行かれないのです。
東日本旅客鉄道の場合
東日本旅客鉄道とは言わずと知れたJR東日本のことですが、実はわたくしこの会社が結構気に入っており、株式投資を始めるにあたって一番最初に買った思い出深い銘柄でもあります。
そしてせっかく株主になったのだから総会にも出てみようと思い、休みをとって会場のある紀尾井町まで出向いたわけです。
🏢 🏢 🏢
・・・ここは戦場かと思った。
取締役の心理的な壁が具現化したかのように高く聳え立つ壇上の演台。あれ、マジで高いんだよ。取締役が座ってるんだけどもう顔しか見えない。
そして株主側の座席を見ると、最前列は一切の隙間なく椅子が並べられていて、おそらく従業員株主だと思うんだけど、もうみっちりガードが固められている。有り体に言ってしまえば人間バリケードだね。
なんだか物々しい。
その予感はなんの意外性もなく的中して、質疑も治安が悪かった。
なんかヤジとか飛んでるし。名指しで個人攻撃してるし。国鉄の話を長々としてるおじさんいるし。
「あれ、国鉄って30年前になくなったんだよね…?世界線間違えてないよね…?」
そう思いながら、胃を縮ませながら、耐え忍んでいた。
まあ、無知な私とて多少はその辺の事情を知っていて、この界隈はキナの匂いがすることはわかっていたつもりだったのだが、社会科見学としてはかなりのパンチの効いた体験に、会場を後にしても縮んだ胃はバネのようには伸びなかった。
バンダイナムコホールディングスの場合
バンダイナムコホールディングスとは言わずと知れたバンダイとナムコが統合してできた持株会社のことですが、実はわたくしこの会社が結構気に入っており、というか当方ラブライブ!のオタクであるため、ほとんどファン感覚でこの株を保有しております。
そしてせっかく株主になったのだから総会にも出てみようと思い、休みをとって会場のある高輪まで出向いたわけです。
🏢 🏢 🏢
・・・ここは天国かと思った。
なんだ、高輪って天使の輪のことか、とすら思った。
まず会場に入るとプリキュアのパネルが現れた。え、いいの?こんなファンシーな雰囲気で。
そして受付を済ませるとお土産がもらえる。プリキュアのシャンプーだった。え、いいの?成人男性にこれ渡して。娘いないんだけど?
さらに総会開始前の待機スペースでは飲み物が配られている。え、いいの?こんなにいただいてしまって。JRこんなのなかったよ?
議場は演台も低いし、座席もゆとりのある配置だった。つまり“普通”だと感じた。
なんだか平和だ。
その予感はなんの意外性もなく的中して、質疑も治安が良かった。
発言者は全員、まず自分が何者であるか、つまり何のオタクであるか所属を名乗り、それから当社製品(orサービス)の思い出を語り、それから質問をしていた。
これただのファンミじゃね?(笑
取締役も時折お茶目な返答をしていたし、堅苦しい感じがいい意味で全然なかった。
ちなみに決算報告はここ数年ラブライブ!サンシャイン‼の声優さんが読み上げており、一昨年は伊波さん(行ってない)、昨年は斉藤さん(行った)ときており、今年は逢田さんか?などと思っているわけですが、これも役得みたいなところはありますね。普段ライブステージ上のおちゃらけた姿ばかり見ていることもあり、普段あまり聞けない真剣なトーンでの語りは貴重だと思います。有り難いものには感謝をするものです。
そして総会終了後には、展示スペースでバンナムの製品だったり歴史だったりCSR活動だったりの会社紹介や優待のアートコレクションのお披露目があり、正直これだけでもお腹いっぱいになれます。
冒頭の写真はその展示スペースで撮ったもので、Aqoursのパネルはこのコーナーの担当スタッフさんに持ってもらいました。ありがとうございました。
そして何より驚いたのが、この展示スペースを先程壇上にいた取締役たちがうろついていること!
会いに行ける重役!!
握手会かって感じで株主たちが並んでおり、順番に質問をしていました。もうアイドルじゃん。こんな機会そうそうないので私も川城氏とお話してきました。
株主総会の感想として相応しくないと思われますが、総じて「楽しかった」のです。
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さて、どっちの株主総会が特異だったのだろう。どっちもかもしれない。でもどちらかというとバンナムの方が特異だと思う。取締役と1対1で話せるなんて聞いたことないよ。
JR東の総会を体験した後で、あんな和やかな株主総会があるなんて、想像がつかなかった。経営が順調だからというのが大きいと思うけど、それならJR東も業績良かったんだよな・・・
さて、今年もバンナムの総会には参加しようと思います。対戦よろしくお願いいたします。
1週間後にはSPARKLEしている
そーうです。ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 5th LoveLive! ~Next SPARKLING!!~まで残すところ1週間となったのです。すごい、ライブのナンバリングがシングルのそれを超えてる。活動開始から1stライブまでが早かったのもありますが、その後の頻度も鬼ですよね。
といっても特に今語ることは思いつかなくて、無事開催されて無事終わってくれればいいなというくらいでしょうか。ライブを作り上げる全ての人間とそれまでの日々に感謝しつつ、楽しめたらいいなと思います。
あと告知、今回の告知で何を発表するんだろう。つい先日ラブライブ!シリーズ9周年ということで脳が処理落ちするほどの情報がもたらされたわけですが、このタイミングであれだけの情報が出てしまうと、ライブの時に発表することって果たして残っているのかな?と思ってしまいました。実際ある程度被るところはあるのでしょうが、まだ弾が残ってたらビビる。まあ、太い線は次のライブの告知でしょう。次のライブに“FINAL”の文字がつかないでほしいなというのが正直な思いです。まだ走り続けていてほしい。
ともかく5thは両日現地参戦という幸運に恵まれたので、あの半野外会場特有の空の移り変わりなんかも楽しみたいですね。乱入してくる厄介(虫)は勘弁願いたいですが…来るならチケ代払え。e+の洗礼を受けよ。
ちなみに前回のメットライフドーム公演は、国分寺までたどり着いた段階で安心しきって悠長に打ち上げしていたところ終電を逃してタクシー帰りになった挙げ句タクシーにiPhoneを置いてくるというやらかしを経て帰りの「交通費」が10万円を超えてしまい、LA公演にでも行ったのかな?というレベルに達する惨事に見舞われた(自業自得)こともあり、余裕を持つため今回は翌日休みを取るつもりでいます。やっぱりライブの翌日仕事するのってメンタル効率悪いですからね。身体と精神を休め、思い出を反芻する時間が必要です。
下りの電車は遅い時間まであっても、上りの終電は早いので、油断しないようにね、というお話でした。ということで、当日同じ空間にいるであろう皆様、そして世界中の劇場で同じ光景を目にするであろう皆様、対戦よろしくお願い致します。
定例沼津 2019.4/4-4/7
え?もう1ヶ月以上経ってますよ??
大瀬まつり編
大瀬まつりは毎年4月4日に行われる大瀬神社の例大祭で、漁船が駿河湾の各地から沼津市西浦江梨にある大瀬に集まり大漁と航海の安全を祈るという趣旨のお祭りなのですが、その由緒正しいお祭りに観光客が群がる理由は参拝する漁師たちの恰好にあります。
そう、大瀬に集まる船上の漁師たちは一人残らず、派手な化粧と長襦袢で女装しているのです。この女装した漁師たちが船上で繰り広げる「勇み踊り」が大瀬まつりの目玉で、「ちゃんちゃらおかしー、ちゃらおかしー、あの子のしゃっつら、まだおかしー」というフレーズを無限リフレインしながら踊り続ける光景は必見です。ちなみに「しゃっつら」は面(顔)のことで、女装してるお互いの顔がおかしいと茶化し合ってるんですね。実際意味を聞いたわけではないので想像です。違ってたらすまん。
おめかしして船上でダンスしているという意味で、やってることは大体G線上のシンデレラと言ってよいでしょう。
\サザエでございま~す/
このサザエ、めっちゃでかいくせに500円と、すでに価格破壊となって、おりますわ!
野生のウツボがとびだしてきた!
これは旗を振っているところ。つまりふりはたです。
大瀬神社への参拝が終わると漁船団は内浦漁港に移動しますが、こっちはこっちで内浦漁港祭をやっています。内浦に到着してからも漁師たちは勇み踊るわけですが、疲れとアルコールからか動きが鈍っている印象があります。
内浦漁港は人が多すぎるので、私は毎年(ゆうて2回目)少し離れたところから見ています。快適です。基本遠くから眺めることになりますが、たまに目の前に来てファンサービスしてくれるので推せます。大瀬だけに。いや内浦だけど。
ちなみに会場が大瀬と内浦にまたがるこのお祭りのために、観光船(大瀬参り参拝船)が出ています。参拝船は沼津港と三津浜から出ていて私は沼津港から乗ったわけですが、朝8時出港とまあ当日東京から向かっていたら間に合わないので退勤帰宅即出発して前日入りしました。
リバーサイドホテルに。めっちゃ広かった…
津島家の人々はいつもこんな景色を見ているのか…
キーラーキラーひかるゆーめがー つってね
大瀬まつりは必ず4月4日に行われるため平日になることが多く、それゆえ私は毎年4月4日に有給休暇を取得するわけですが、来年は4月4日が土曜日であるため、より多くの人が気軽に来られそうですね。というわけでまだ行ったことない人は行ってみましょう、というお話でした。
鮎壺の滝編
大瀬まつりの翌日、 平日でありながらこの日もお休みを頂戴していたわたくしは全能感に包まれながら朝の沼津市街を散歩しておりました。マミィ・ハウスというパン屋さんで朝食を購入したところ400円以上お買い上げたためコーヒーをプレゼントされ、コーヒーの紙カップを持ちながら優雅なステップ、気分はスタバ女子でございました。
☕️ ☕️ ☕️
優雅な御殿場線の下土狩駅で降りた私はAqoursが東京ドーム公演に備えて極限サバイブした地、鮎壺の滝を目指しました。そういえば行ったことがなかったので。
「チカよ、ここがかの有名な鮎壺の滝じゃな?」
『極限サバイブ!鮎壺の滝』もとっても好きなオーディオドラマです。
冒頭の師匠と千歌の問答がスコティッシュフォールドすぎる。
「がんばダイヤ!」なんて言ってから回ってるダイヤさんも想像するとめっちゃかわいい。いや実際他のメンバーと言ってること対して変わらないのにあの扱いはひどすぎる・・・w
あれ、鮎壺の滝って沼津じゃなくない?ここだけ定例清水町でした。(定例ではない)
門池公園編
鮎壺の滝から近かったので歩いていきました。というか門池公園に桜を見に行く道中に鮎壺の滝があったから寄ったと言ったほうが正確です。
道中こんな看板がありましたが。行ってみたら普通のお寺でした。
静かに波立つ水面、咲き誇る桜、散歩する親子、原っぱで遊ぶ子どもたち、花を愛でるご老人、青空麻雀している若者・・・
「平和か!!!」
危うく叫びそうになった。私が広辞苑の編纂委員だったら「平和」という語句の説明は「門池公園のこと。」で済ませていたかもしれない。良かったな、私が編纂委員でなくて。
桜がいい感じに富士山を囲っていていい感じだった。自然の額縁ってやつ?
桜あわせ。
御用邸編
沼津御用邸庭園内の喫茶店で期間限定のロイヤルカレーをいただけると聞いてやってまいりました。
陛下が召し上がったカレーのレシピを再現したということで、具材は少なく結構シンプルなんですけど美味しゅうございましたね。同じメニューをいただいたところで地位が上がるわけではありませんが、ロイヤルな気分に浸れます。スタバ女子になったりロイヤルになったり忙しいですがおよそ上振れなので問題ありません。
御用邸内から静岡DCポスターの撮影現場が見えました。このときは4月だったので「近日解放予定」となっていますが5月の今は当然開放されています。
(ので、行ってきました)
それどころか今日からロイヤル馬車まで公開されるそうで、時の流れは速い。諸行無常を感じます。
三嶋大社編
なにせ4連休だったので、ついつい普段行かないところにも足が伸びてしまうわけです。
ここ三嶋大社も桜の名所なのですが、鮎壺の滝も御用邸も綺麗な桜が咲いており、もう桜はお腹いっぱいみたいなところはありました。まあそれでも桜を観る分には八分目とか気にしなくていいのです。十超えても。
ちなみに夜桜撮ろうとしたら桜が風でビュンビュン揺れてまったくうまくいきませんでした(´・﹏・`)
あれ、三嶋大社って沼津じゃなくない?ここだけ定例三島でした。(定例ではない)
おまけ
これは撮り鉄。踏切待ちしてたら偶然劇場版ラッピングがお目見えしました。
これは撮りバス。劇場版の終盤でAqours御一行様が乗ってきたバス・・・かと思ったけど、おそらくこの次の(最終)バスですね。この時間だとまだ日が高い。
同じ時期に同じ場所に立って、なんならそこで“Everything is here”なんて聴いちゃった日にゃもう、やばかったですね。今まで「聖地巡礼」って表現があんまり好きじゃなくって、忌避してた節があったのですが、なるほどここは“聖地”だって思いましたね。初めて聖地巡礼をした気がします。
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今回は画像多めでお送りしました。
定例沼津、沼津に行ったら毎回書こうと思ってたけど全然できてないですね。もはや日記ですらない(´・﹏・`)
まあ、日記に書いてなくても相変わらず通っているので、沼津市さんこれからも対戦よろしくお願いいたします。
蟹物語
これは、先のGWで行ってきた新潟のお土産に買ってきた「カニコーラ」です。蟹出汁が入ったコーラということで、カニコーラ。コーラと甲羅がかかっているのと、ギリギリを攻めたロゴデザインがポイントですね。ちなみにこちらの商品、飲んでいただいたところ大不評をいただきました。ご当地ゲテモノ飲料の運び屋冥利に尽きます。
「ここ一年で2番目にまずいものを飲んだ」という大変光栄なお言葉を賜りました。
ちなみに1番はかの有名な「いよかんコーヒー」らしいです。
私もほんの少しだけ試飲させてもらいましたが、なるほど、とても苦い思いをしました。そして、蟹・苦いというこのマリアージュは、かの日、かの出来事のことを想起させました。
そうだよ。あの日以来じゃないのか?僕があんなことを言い出したのは。
「投機はしないーー資産とSAN値が下がるから」
※実際にこんなセリフを吐いたことはありません。
🦀 🦀 🦀
「かの日」、それは暑い日差しの照りつける真夏日で、思えばその日も沼津にいた。
久々の平日休みを利用して沼津に来ていた私はそれはもう浮かれていた。なんといってもその日は沼津市でも指折りの高級旅館、松濤館に宿泊する予定だったのだ。一人でこんな宿に泊まるとなると懐が痛むところだが、心配ご無用、私には強い味方がいたのだ。
それは蟹。正確には「KLab」だ。
そう、私は当時KLab株を保有していた。少し前に購入していて、株価は乱高下しながらも2割ほど上昇して結構な含み益を抱えていた。KLabに限らずこの手のアプリゲーム系銘柄は基本的に値動きが激しく、だからこそ短期トレーダーに人気があった。私も当時業績が好調だったことと、KLab作のゲーム「スクールアイドルフェスティバル」をプレイしていることもあり、そこで突っ込んだ分を返してもらおうという下卑た考えのもと購入に踏み切ったのだが、狙いは見事はまっていた。だから「旅館の代金くらい蟹様がなんとでもしてくれらぁ!」と強気姿勢だったのだ。
その日その時までは。
バスでの移動中、平日なので株式市場が動いていることを思い出した私は少し現在の値動きを見てみることにした。そして正気を失いかけた。
「蟹、めっちゃ下がってるーーーーー!!!!」
秒速5センチメートルの桜とは比較にならない、強いて言えば秒速5円、まさにナイアガラフォールズのようにリアルタイムでKLabの株価が下落していた。2割ほどあった含み益は音もなく溶け、一気に含み損へと転落した。元々値動きが激しい銘柄だからとか、そんな生易しいもんじゃあ断じてない。明らかに異常な下落劇を演じていた。
失いかけた正気が戻ることはなく、毎秒減り続ける数字を見つめながら、頭が真っ白になったまま、売り注文を入れたのだった。
「これが、損切りってやつか…」
その時の汗は、おそらく真夏の暑さだけが原因ではなかった。人生初の損切りは、苦い味がした。
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このことから教訓を得たとすれば、自身に合ったスタンスが確立できている場合、それを崩した取引はするもんじゃないということだった。自身が安定志向で、デイトレードのような短期取引が向いていないことを知っていながら蟹に手を出した瞬間思いっきり挟まれてしまい、正常な判断ができなくなってしまった。
一方で、長いこと保有していたディフェンシブな銘柄については順調に利益を享受できていたので、その方針を続けていくべきだと強く認識できた。
そして、一銘柄に集中投資するのはやはりとても危険だということも痛感した。KLab株が下落しても、他の銘柄がプラスを出していてくれたおかげで、致命傷には至らなかった。もし全財産をKLab株にしていたら、ましてや信用取引なんてやっていたら、もう立ち直れなかっただろう。
柄にもなく投機的な取引を行った結果、そこそこ大きな損失を出すことになった。その日以来、短期での値上がり益を目的とした売買をやめ、配当を重視した長期的な目線で投資に取り組むようになったのだった。
こんなに大事なことがわかったのだから、安い授業料だったね。
🦀 🦀 🦀
そういえば、バンダイナムコホールディングスが決算発表していましたね。増益増配、とても順調で嬉しいです。配当最高!やっぱりバンナム様や!