Next SPARKLING!! 意味 🔍
Aqours 5th LoveLive! 〜Next SPARKLING!!〜が終わってしまった。対戦ありがとうございました。
例によってあんまり記憶がない。2日目の沼点が面白かったのはよく覚えている。あとは「僕らの走ってきた道は…」のラストで、デン!と5thライブのタイトルロゴが現れる演出に感動したのも覚えている。そこで泣かせといて直後にスリリング・ワンウェイで叫ばせないでくれ…と思ったのも覚えている。意外と覚えてるな。
この写真はもちろん、今回の沼点で一躍有名になった新潟のご当地B級グルメ「イタリアン」だ。今年のGWに新潟に行った際にいただいたものだが、この新潟旅行は5thライブ幕間の伏線になっていたというわけだ。
というわけではない。そんなというわけがあるか。
閑話休題。
Aqoursは今までダブル馬跳びやピアノ、アクロバチック!と、毎度毎度数々の技巧で我々を驚かせてくれた。
そんな常に挑戦し続けるグループでお馴染みのAqoursは今回の5thライブで何に挑戦したのだろう。
今回のライブは、前述したようなわかりやすい目玉パフォーマンスはなかった、と思う。今までと大きく異なっていて、驚いたことといえば、その構成だろうか。
中でも特殊だったのはアンコール後の構成で、それぞれのユニットが卒業を歌い上げた後、Next SPARKLING‼で曲の終わりとともにフェードアウトしていった。それで終演。その間誰も何も語らなかった。夢を語るより夢を歌った。それは劇場版の物語を、そしてこの曲を背負ったライブとして最高の締め方だった。9人は沼津の波の中に還っていく。それぞれの道に向かって歩み始める3年生だって、戻ってくる場所はここだろう。海に還るもの、だ。
そう、確かに3年生は卒業した。しかし手を繋いで、同じ海岸に還っていった。
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ラブライブ!というコンテンツはアニメーションと現実のキャストが同じ動きをするシンクロパフォーマンスで人気を博している(ソースはシブヤノオト)。特にサンシャイン‼のライブではアニメの物語になぞらえて構成されることが多く、物語とのシンクロというのも大きな要素としてあった。
ただ、今回のライブは物語とシンクロさせるわけにはいかなかった。3年生が卒業しちゃうから。これで現実のAqoursも「3年生を見送って6人でやっていきます」なんて言い出す可能性も0ではなかったが、人体が壁をすり抜ける確率よりは高い、くらいにはあったかもしれないが、もしそうなったら我々はそれこそNext SPARKLING‼のごとく弾け飛んだ目玉を探す旅に出なければならなかっただろう。実際にそうはならなかった。目玉はちゃんとついている。だから今こうして書いているのだ。3年生は卒業しなかった。いやメタな話をすると3年生は実際は高校3年生じゃないから卒業というものがない。だからこの先も9人がAqoursとして活動していくためには、アニメの物語と決別する必要があったんだね。メンバーとではなく、物語と寄り添うことからお別れした。以前「想いよひとつになれ」で物語の世界から飛び出すその片鱗は見せていたが、ついに完全に殻を破った。
…なんかこれ控えめに見積もっても既に65535回は言われてそうだな。投稿するのやめようかな。
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劇場版、東京ドーム公演、紅白出場と、ここまでは先達のμ'sが切り開いてきた道だった。“僕らの走ってきた道”は、μ'sが切り開いた道、と言うこともできるかもしれない。できないかもしれない。もちろん、きちんと整備された快走路ではなかった。が、足跡の残った“道”と呼べるものではあっただろう。
しかし5thライブを終えた今のAqoursには、この先に道はない。ここからは、自分らの走っていく道を作っていかねばならない。
今回の5thライブは、アニメーションのストーリーをなぞるこれまでのスタンスとの決別、そして誰も歩んだことのないこの先へ進んでいくという意志表示、これ自体が大きな挑戦だったのではないかと思う。
大丈夫、暗闇の荒野でも輝いている。
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そしてこの5thライブの直後、高槻さん、斉藤さんと次々にAqoursから独立した活動の開始を宣言した。これこそがNext SPARKLING, 新しい輝きへと手を伸ばすということなのだろう。それぞれのステージで輝きを増した9人がまた一堂に会する日を楽しみにしている。
Aqoursは今も進んでいる。私も進まなければ。10人目だよと言われてしまった。みんなも輝くんだよと言われてしまった。すでに我々はAqoursという荒波に巻き込まれている。
しかし慣れないことをやったせいで頭が痛くなってきた。寝よう。もったいないから投稿しとこう。あんまりよく見返してないからしっちゃかめっちゃかかもしれない。もう知らない。電子の海にヨーソロー⛵